掲載経過により、表現や数値等に差異がありますので、内容はあくまで参考で、詳細はご相談ください。
人は、誕生→成長→成熟→老化→死 というのが一般的なライフサイクルです。
この世に生を受けて、乳児、幼児を経て、小学校、中学校(高校・大学)で教育を受け、社会人(開業・家業)になります。そして、やがてリタイアし、老後の生活を送り、そして人生にピリオドを打つ日が訪れます。
このプロセスに於いて、ご自身の就職、結婚、(配偶者の)出産、お子様の入進学、(ご自身のマイホームの購入)、お子様の独立、結婚、ご自身の退職など様々なイベントがあります。
収入を得て、支出をしながら生活をしていく上で、家族のライフプランというのは非常に重要なテーマです。
私たちは、不動産に関連するサービス業務を行っている専門会社ですが、お客様のライフプランについても少しでもお力になれればと存じます。
(1)まずキャッシュフロー表を作りましょう
キャッシュフローとは?
ご自身やご家族の全体的な家計を長期的な視点で、収入、支出、貯蓄、貯蓄残高などを年単位で落とし込んで、キャッシュの流れを分析するための表です。
収入計画、支出計画などライフイベントを想定して、貯蓄や負債がどう推移していくか? をエクセルシートなどをベースに作成したものです。
キャッシュフローの目的
キャッシュフロー表を作成する目的は、「現状把握と分析」です。
また、将来発生する住宅購入資金、教育資金・お子様の結婚資金、老後の資金などの仮説を立てて、その分をカバーできるのか?できなければどう対策を考えればいいか?
ご自身のことなのですが、これが意外と、なんとかなるだろうという非常に漠然とした生活観で毎日を送っている人が多いのです。
必要な基本情報
キャッシュフローを作成するに当たって、ポイントが2点あります。
①定量的なもの
家族構成とその年齢、収入、支出、資産、負債、生命保険、損害保険、企業年金、納税など
②定性的なもの
生活目標、健康状態、趣味、リスク許容度のお考え、希望するライフデザイン(設計)、家族関係(配偶者側含む)
(2)キャッシュフローから見えること
分析結果
毎年毎年の収入と支出の差額の推移(蓄積)結果が、将来自分たちの老後に影響してきます。
65歳から年金がもらえる(予定?)ですが、夫婦でゆとりある生活をするための目安というのがあります。 この時点では、年金以外の定期的な安定収入は見込めませんよね。
老後に向けてどれくらいの貯蓄を残していかなければならないか? かなり悲観的な現実が見えてくることがあります。
(3)リスクを想定しておきましょう
リスクの種類
人間、生きている限り、色々なリスクにさらされます。
水だけ飲んで、健康な毎日が送れればいいのですが、そういうわけにはいきません。
怪我、病気、手術、入院、失業、地震、災害という生存リスクや人生半ばで亡くなるという死亡リスクがあります。
一般的な対策法
生命保険や損害保険というのは、非常に優れたシステムだと思います。
これらを上手に活用して、リスクをサポートする「保障」の部分を準備しておくこともライフプランの考え方です 。
残念ながら当社は、個別の保険の代理店ではありませんので、保険をご検討される場合は、保険代理店にご相談戴ければ幸いです。
(4)お気軽にご相談下さい(無料です)
会社勤めの方ならご存知でしょうが、企業では経営理念なるものがあって、中期経営計画やミッションなどがあります。事業計画もあります。予算に対して実績がどうか?日・週・月・四半期・年単位で管理されますよね(予実管理)
企業の経営理念なるものが、家計ではライフデザインであり、企業の事業計画なるものが家計のライフプランであると考えます。企業と決定的に違うのは、家計の場合は、数十年に亘っての長期計画を立てるということです。
一度、簡単なものを作成してみては如何でしょうか?今後生活していくための指針みたいなものが発見できればいいかなと思っています。
ご相談料は、無料ですが、予め電話でご予約等をお願いします。(土曜日のみ)